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東西南北

2006年2月23日(木)

 郵便局CPI(議会調査委員会)の報告者であるACMネット下議は二十一日、九つの公社年金基金がルラル銀行とヴァレーリオ氏の広告会社に二〇〇三年に四八八二万、〇四年に五億三三〇〇万レアルを投資していたと発表。
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 多国籍企業などによる外国へのドル送金が一月に一五億四〇〇〇万ドルに上り、一月の経常収支は四億五二〇〇万レアルの赤字を記録、二〇〇四年十二月以来続いてきた黒字にピリオドを打った。「輸出が好調で、今回の赤字転落は心配無用」と中銀経済局長。一方、対外債務は〇五年末時点で一六八〇億八〇〇〇万レアルと過去十年間で最も少なくなった。
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 米国ニュージャージー州ニューワーク市のレストランで働いていたブラジル人女性(22)が今月九日以降、白人男性と酒場にいるところを目撃されたのを最後に行方不明となっている。女性がマンションに監禁されていると匿名の電話が友人にかかったという。
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 サンパウロ州ソロカバ市で二十日、母親(33)が四歳の息子を二階のベランダから放り投げた。息子は無事。母親は統合失調症を患い、治療中だった。
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 警報つきのペースメーカーが市場にお目見えした。ペースメーカーの世話になっている市民七十五万人には朗報である。心臓疾患で悩む人の九〇%は、血液の水分が許容値より多く肺の負担になっている。肺へ送られる血液量が制限値を超えると、アラームが三秒鳴り自動調節をする。血液は肺へ送られ酸素を補給し、各部へエネルギーとなって配送される。従来のペースメーカーでは心臓が弱くなったとき、必要量の血液が肺から送られなかった。

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