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ウーバの女王が誕生=サンミゲル・アルカンジョ=祭りの使節、公正な選考

2006年2月24日(金)

 【サンミゲル・アルカンジョ、既報関連】当地の第二十三回ぶどう祭りは、既報のように、三月九日から十二日まで、マスト・フジワラ展示会場で開催される。これにさきだって、十一日、文協会館でウーバ女王の選出会が行われ、女王に門間アマンダ・サチさん(16、高校生、セントロ商会、コチア産組後援)が選出された。サチさんの父親門間マウロ伯一さんは、十三年前、レジストロから移住してきて、当地タクアラ地区に住み、今もレジストロでバナナづくりをしている。母親のエディネイヴェさんは、学校の教師。
 今年の女王候補は粒ぞろいで、突然現れる日系人への「ひいき点」もなく、いい選考だった、と大方に評価された。第一プリンセーザはブルーナ・ステファニ・フェレイラさん(16)、第二プリンセーザ、アリーネ・エリアス・デ・オリベイラさん(16)、ミス・シンパチア、アドリアナ・D・G・サルガードさん(16)。
 女王は、祭り当日はもちろん、祭りまでの日々、東奔西走で宣伝を行うことになる。一方、生産者も早だしの人は祭りまで収穫を一時停止したり、祭りになれば多忙で、雨の時期と重なる収穫期の作業もたいへん。
 今年は、コロニア・ピニャール婦人会が祭り会場の焼きそば担当で、金曜から日曜まで、数千食をこしらえなければならない。(桜井忠さん通信)

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