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『蜂鳥』創刊20周年祝う=バラの花飾りかずまさんを追悼

2006年3月15日(水)

 『蜂鳥』創刊二十周年記念会、並びに富重かずま前主宰追悼句会が、十二日午前九時から、東洋文化会館で行われた。
 誌友は六十人近く、来賓はブラジル日本文化協会の小川彰夫さん、『のうそん俳壇』選者の栢野桂山さん、『椰子樹』の安良田済さん、『ブラジル日系文学』の浜照夫さんらが出席した。会場にはかずまさんが好きだったというたくさんのバラの花が委員によって生けられた。
 開式の辞のあと、かずまさんを悼む黙とうを行った。
 文協の小川彰夫さんは「俳句を広報できるものを作ったことが素晴らしい。今後も文協を窓口に日本語を守っていってください」と祝辞を贈った。
 午前中のプログラムは『ふるさと』や『赤とんぼ』などのコーラスで締めくくられ、午後はかずまさんを偲んで句会が行われた。
 富重久子代表は「かずまは去年亡くなったが、思い残すこともなったはず。今後も『蜂鳥』存続へ励んでいきましょう」とあいさつをした。

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