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大耳小耳

2006年3月15日(水)

 スザノ福博村では、節目の年に村内の人口や産業などを調べる「福博実態調査」を行っている。大浦文雄村会顧問は、七十五周年の今年も調査を実施する考えを見せた。それまでは村内中心だったこれまでの調査とは異なり、今回は、村の出身で現在は他所に暮らしている人たちの動静も調べる計画だという。九月には記念式典が予定されている。五年に一度、村の出身者が集う機会だ。
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 活発な音楽活動を続け、コロニアでもその名を轟かせている矢崎愛さん。今年で来伯十年を迎えるにあたり、十月に東京や古里の新潟で帰国コンサートツアー「ヴィラ・ロボスからボサノバまで―ピアノで語る、知られざるブラジル音楽の魅力」を行う。百周年事業の一環として、在日ブラジル関係機関での演奏も検討されており、まさに〃凱旋帰国ツアー〃になりそうだ。
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 さきの週末、イペランジア老人ホームでダリア祭り。会場行きのオニブスが当初の見込みよりどんどん増えて、予想はされていたのだが、案の定というか、焼きそば販売コーナーは長蛇の列となった。お年寄りが一時間以上も待たされて、かわいそうだった、と本紙に抗議があった。オニブスが増えるということは、(乗用車を運転しない)お年寄りが多いということ。以前、厚生ホームの祭りの際は、高齢者優先所を設けて好評だったというが…。こんなことで祭りの評判を落としては、援協の名折れ、と抗議は結ばれた。

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