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東西南北

2006年3月25日(土)

 汚職スキャンダルの渦中にあるパロッシ財務相が辞職した場合に備え、ルーラ大統領は後任者の検討に入っている。可能性が高いのはマンテガ社会経済開発銀行総裁。他フルラン開発相、ベルナルド予算管理相、メルカダンテ上院リーダー、ポルトガル財務次官の名が挙がっている。
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 自由前線党(PFL)は二十三日、党員のマイア・リオデジャネイロ市長が大統領選への出馬を見送ったと発表した。一次投票の段階からブラジル民主社会党(PSDB)に協力するか、別の候補者を擁立するかを、PSDBの大統領候補のアウキミンサンパウロ州知事との話し合いで二十四日にも決める見通し。
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 連邦国税庁はクレジットカード会社からデータの提供を受け、所得税を過少申告し脱税しようとした二千人を確認、事情聴取を行う予定。
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 サンパウロ市北部ピリトゥーバ区で二十三日午前十一時ごろ、路上に停車していたトラックが突然暴走して歩道に突っ込み、女性三人が轢かれて即死した。被害者の一人は妊娠四カ月だった。運転手と助手は軽いケガ。ブレーキの故障が原因とみられている。
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 一九六五年まで五十四年間、サンパウロ州政庁として使われたカンポス・エリゼウ宮の改装工事が始まった。最近は州の科学技術局になっていた。改装後は博物館または文化センターとして一般公開される。同建造物は一八九六年、コーヒー成金のエリアス・P・シャーヴェス氏がフランスはパリー郊外のエクエン城を模して建築した。ヴェニス製の鏡とバカラットのシャンデリー、陶磁器つきのドア金具、フランスの樫材など豪華な建材が使われた。州政府が一九一一年に同建物を購入した。

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