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好評だった屋台まつり=300人が郷土の味に舌鼓

2006年4月4日(火)

 愛知、和歌山、大分の三県人会による「屋台まつり」が二日、リベルダーデ区のブラジル愛知県人会館で開かれ、多くの来場者で賑わった。
 愛知の味噌串カツ(鶏、牛肉)、和歌山の関西風お好み焼、大分からはだんご汁、トリ飯など、各県の郷土料理が低価格で供された。
 今回初めて屋台祭りに参加した和歌山県人会の木原好規会長は、「桜えびと青海苔を日本から取り寄せ、高価な長芋を入れています」とこだわりを見せる。たっぷりのかつおぶしがかかった自慢のお好み焼きは約二百枚を販売した。
 この祭りの創始者、愛知県人会の林アンドレ会長は「今回七回目だが、色々な県人会に参加してもらっている。若者を呼び込むのも大事だが、県人会同士の横の繋がりも大事」と話した。
 この日は約三百人が来場。カラオケの歌声が響く会場では、子供連れやカップル、お年寄りなど多くの人が郷土の味に舌鼓を打ち、それぞれの時間を楽しんでいた。

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