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「横笛を学ぼう」=広島県人会のすすめ=将来は神楽へ

2006年4月20日(木)

 広島県人会(大西博巳会長)は第一回横笛初心者向けワークショップを五月六日午後二時半から五時半まで、広島文化センター(Rua Tamandare,800-Liberdade)で開催する。
 「横笛を学べる機会は珍しいので、ぜひ参加して欲しい。三時間程度で初心者も音が出せるようになります」と、十七日来社したブラジル広島神楽保存会元代表の細川晃央さんは呼びかけた。
 同保存会では将来、「鬼の行列」という神楽を演じる希望をもっている。これには笛二十本以上が必要になるため、まずは広く興味のある人に集まってもらい、その中から何人かでも神楽に興味を持ってくれる人がいれば、と期待する。
 日本古来からの楽器である横笛を、石見神楽研究者の鈴木宴講師が指導する。全三~四回のワークショップで民謡、童謡、歌謡曲などを吹けるようにするのが目標。参加費十レアル。尚、横笛は当日会場にて二十レアルで販売。問合わせや申し込みは、電話11・3207・5476(県人会事務局まで)

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