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健康表現体操協会=ブラジル支部発足=自宅で自分に合う体操を

2006年5月6日(土)

 【既報】ブラジル健康表現体操協会が、一日、発足した。同会は、NPO法人全日本健康音楽研究会のブラジル支部にあたり、ハワイ、韓国、カナダ、オーストラリア、中国、台湾等に続き設立が決まったものだ。
 同会の役員人事は次のとおり。相談役=中野秀敏、岩井輝禎、佐々木米造、鈴木静馬、村木アントニオ、事務局長=川添博、会長=川添敏江、副会長=市田イツ子、第一書記=赤木敬子、第二書記=中野睦子、第一会計=市田イツ子、第二会計=益田かおる(敬称略)
 九一年に斎藤千代子静岡大学名誉教授が考案した同体操は、童謡など懐かしい曲にのせて体を動かす。部分運動と全身運動があり、ストレッチ体操や気孔体操、刺激体操など、目的に合わせて曲を選ぶ事ができる。各自に合うレベルの体操を自宅で無理なく続けられることから、中・高年者の間に普及している。
 「これから先の高齢化社会を『明るく楽しく元気よく』過ごしていく事に少しでも寄与するため」と来社した川添博さんは協会の発足と体操の普及への意気込みを話した。
 同協会は、ブラジル本部をリ・ピーレス市内に、事務所をリベルターデ内に構え、今後講習会を開催し、会員を集っていく。現在、国内には二人の指導者がいるが、来年の日本からの講師来伯に合わせ、指導者資格取得のため、候補者の育成に力を入れている。また、〇八年に静岡で行われる、四年に一度の健康体操国際フェスティバルへの出場を念頭に、練習を行っている。
 「これをきっかけとして、生活の質の向上に役立ててほしい」と川添さんは、講習会への参加を呼びかけた。
【講習会日程】講習会=五月二十日静岡県人会会館(県人会会員対象)、指導者養成講習会(異なる曲を三回かけて指導する)=グループA/リベルターデCBA(同協会事務所)内(1)六月十日午後二時、(2)七月二十九日午後二時、(3)九月三十日午後二時、グループB/リ・ピーレス文協会館(1)六月十一日午前九時、(2)七月三十日午前九時、(3)十月一日午前九時。参加費無料、年齢制限なし。CD・教材を希望者には実費配布する。参加申し込みはつぎの事務所まで。
【連絡先】リ・ピーレス=Rua Virgilio Roncon 239 Sala 1, Ribeiran Pires SP 011―4828―3611(川添)リベルターデ=Pca da Lidertade 256 五階 011―3208―3737(市田)。

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