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250人で家族運動会=入園者にマフラー寄贈も=憩の園

2006年5月27日(土)

 憩の園(浦川アギネス園長)主催の「第十三回家族親睦運動会」が二十一日、グァルーリョス市の同園で行なわれ、入園者、家族など約二百五十人が大会に参加した。
 園長の挨拶後、「憩の園」の歌を歌い、運動会はJICAシニアボランティアの高橋久子さんと入園者家族、井垣テツオさんの司会で進行された。
 競技は、ラジオ体操で始まり、紙飛行機を飛ばして競い合う競技や輪投げ、二人三脚、ボーリング、綱引き、かけっこ、リレーなどさまざま。最後はフォークダンスやソーラン節を踊って楽しみ、午後三時頃に終了した。
 当日はソロカバ市在住の又吉イウダさんが入園者へ百本のアフラーを寄付するため同市の協力委員の横地烈さんと共に同園を訪れた。又吉さんは、第一回笠戸丸移民宮平松さんの娘さん。「百周年を記念して何かしたいと家族で話し合い、百本のマフラーを編むことにしました」という。閉会式で入園者に贈られた。
 また同日は、美容チェーンSOHOによる月一度のボランティアカットの日でもあり、サッパリしてからの運動会。「二つもいいことがあるなんて今日はいい日だね」と入園者は喜んでいた。

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