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やきそば830食を完売=盛況の栃木やきそば祭り

2006年6月17日(土)

 栃木県人会(横田啓会長)の「第十七回やきそば祭り」が十一日、サンパウロ市ビラ・マリアーナ区の同会館で開かれた。約六百人が来場、会場に用意された食品全てが完売した。
 婦人部は水曜日から準備を始め、当日は四十五人が調理場に立った。
 モジダスクルーゼスの新鮮野菜と五時間かけて取っただしで作られた婦人部自慢のやきそばは、今年は昨年に増して大人気。婦人部の手によって手際よく盛られ次々と満席のテーブルへ運ばれた。
 八百三十人分用意されたやきそばは全て売れ切れ。太巻き寿司や餃子、もち、天ぷら、おしるこ、こんにゃく、アイスクリームなど他の食事も完売した。
 大賑わいの会場を、アチバイア文化体育協会の川筋清流太鼓がさらに盛り上げる。
 太鼓の演奏中「若い子の元気をもらいながら、美味しいやきそばを食べるのは最高だね」と喜ぶのは、ジャバクアラ区在住の高橋勇さん(68)。昨年も奥さんと会場を訪れた。
 会場の様子を見ながら、永田美知子副会長はほっとした様子で「他のイベントと重なってしまったからあまり集まらないかと思ったけど、天候に恵まれて良かった」と話していた。

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