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多彩な餅を楽しむ=岩手県人会、期待どおりの接待

2006年6月20日(火)

 岩手県人会(千田曠暁会長)主催の第十七回餅祭りが十一日午前十一時から同会館で開催された。約三百人が訪れ、同県人会自慢の多彩なもちを楽しんだ。
 用意されたもち米は二百十キログラム。今年もイグアペ在住の会員、高橋義明さんが育てた米を使っている。「高橋さんのもち米は純粋な有機農業によって作られます。毎年美味しいもち米を届けてくれて感謝しています」と千田会長。搗きたての餅は胡麻やきな粉、あんこや納豆などで味付けされた。
 「ドン、ドン、エイ!」と会場には餅を搗く音が響く。その隣で参会者が餅の入ったお椀を沢山並べ、ビール片手に友人、家族との会話に花を咲かせた。
 午後二時ごろからは沖縄県人四世の伊豆味健治さん(18)が、沖縄の伝統芸能の三味線とエイサーを披露。会場を沸かせた。
 山田グラシエラさんは今回が初めての経験。「とても美味しい。八杯も食べましたよ。若い子も多く、賑やかでいいですね」と楽しそうに話した。
 千田会長は「岩手県人会の餅祭りは大勢の方が楽しみにしています。来年からも是非続けていきたい」と笑顔で語った。

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