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鬼木東洋医学校=今年も格安治療の日=24日

2006年6月21日(水)

 ブラジル鬼木東洋医学専門学校(鬼木順子理事長)の「格安治療の日(AMO)」が二十四日午前八時半から午後三時まで、ビラ・ギリェルミーナ区の同校で実施される。
 年に二回行われている格安治療の日。学校の宣伝のためはじまり、すでに二十回以上を数える。ベッドに横たわっての指圧・マッサージが、通常は三十レアルのところ、この日は十レアルで受けられる。前売り券は八レアル。同校で受け付けている。
 当日はベッドを六十台用意。卒業生の協力により、生徒を合わせ約百人のマッサージスタが待機するため「待ち時間はありません。予約も不要です」と同校副理事長の鬼木結子さんは呼びかけている。
 鬼木東洋医学校=住所はサンパウロ市ビラ・ギリェルミーナ区アストルガ街1019(地下鉄ギリェルミーナ・エスペランサ駅)。電話は11・6684・0589または6091・9431
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 東京で国際鍼灸専門学校を経営する鬼木市次郎さん(93)により一九九〇年に設立された同校。当初は視覚障害者の職業自立を目的としていたが、現在では健常者も学んでいる。
 期間は二年間で、授業は月曜から金曜まで。約三百人の卒業生の中には、個人で治療院を開いている人もあれば、病院や、企業の正社員として働く人もいるという。
 同校は七月二十四日から新学期。現在受講生を募集している。問い合わせは同校まで。

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