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在伯日本国大使館=2回乗り継ぎフライト避けて=欧州シェンゲン協定地域内で

 在ブラジル日本国大使館は広報を通して、ブラジルから日本に帰国する際に欧州のシェンゲン協定域内で2回の乗り継ぎが必要となるフライトの使用を避けるようよびかけている。
 サンパウロでトランジットをし、エールフランス航空でパリ及びアムステルダムを経由して日本(大阪)へ帰国するためのフライトに搭乗しようとした邦人が、同航空会社より搭乗を拒否される事案が発生した。
 エールフランスによると、現在シェンゲン協定域内(欧州)で2回乗り継ぎを行うことは禁止されているため搭乗を拒否したという。在聖総領事館もフランス政府に対し現在そのようなルールが存在するのか確認をとっており、ルールが明確になるまでは同様に搭乗を拒否されることが見込まれることから、同協定域内で2回の乗り継ぎが必要となる路線を避けるよう訴えている。
 シェンゲン協定加盟国は以下26カ国。アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン。

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