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「日伯方式」でほぼ決定=ルーラ大統領が言明=デジタルTV

2006年6月22日(木)

 あとは大統領判断と言われていたデジタルTV方式選択に関して、グローボ・オンライン二十日付けは「ルーラは〃ほぼ決まった〃と言った」と報じた。同日にパラナ州アラウカーリア市で新バイオディーゼル生産設備の開所式で、大統領は語った。
 十九日から二十一日までの三日間、日本からの使節団十五人がブラジリアで閣僚委員会関係者と協議をしており、その内容を受けての声明とみられる。
 ブラジルで開発された技術を内包した「日伯方式」という方向で合意書を作成するが、技術的な詳細はいれず、大枠を外交文書的にまとめる方向で検討している。
 二十日付けフォーリャ・オンラインによれば、合意文書は十一~十二項目程度。四月に東京で交わされた技術覚書を進展させた内容になる。
 二十一日付けABCオンラインは、合意文書は二十九日に竹中平蔵大臣と調印され、同日付けで大統領令も発布されるという。

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