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「日本の全てに出会える」=8月、マリンガで日伯祭

2006年7月5日(水)

 マリンガ文化体育協会(ACEMA、矢野清会長)は、八月五日から十三日まで九日間にわたり同会館(Av.Kakogawa,50,Maringa)で「第十七回フェスティバル・ニッポ・ブラジレイロ」(以下、日伯祭)を開催する。
 同日伯祭は、北西パラナ地方の中心地マリンガ市をはじめ多数が後援・協賛している。北西パラナの年間メイン・イベントの一つ。昨年に引き続き十万人以上の来場者を予想している。今年は千六百人ものボランティアが集まる。
 開催期間中、開場は午後七時から。地元出身の歌手、平田ジョーさんをはじめ多くの日伯音楽ショーやYOSAKOIソーラン、日本舞踊のほか、ポルトガル、スペイン、イタリア、ドイツ、ウクライナなど各国民族舞踊等々、毎晩多彩な催しが開かれる。このほかにマツリダンスも用意されている。
 マツリダンスとは、盆踊りを基礎にした振り付けで日本のポップミュージックを踊るもの。若者を中心にマリンガで〃発明〃された。昨年の日伯祭では約一千人がマツリダンスに参加した。当日は元来の盆踊りも行われる。
 会場ではいけ花、絵画、書道、墨絵、盆栽、人形、置きもの、着物、同地の日系芸術家が手掛けたやきものなどの展覧会があるほか、今年は国際交流基金の文楽の発表もある。
 大食堂では文協をはじめ五団体の協力によって日本食も販売される。
 入場は三レアル。駐車場は四レアル。
 矢野清・ACEMA会長と同祭イベント責任者の佐藤セルジオ・孝男さんら関係者が来社。矢野会長は「このお祭りに来て頂ければ日本の音楽、食べ物、踊り、全てに出会えますよ」と来場を呼びかけた。
 問い合わせは、ACEMA(44・3263・5433)まで。

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