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大耳小耳

2006年7月13日(木)

 来年七月にサンパウロ市で開催されるパンアメリカン日系人大会の主催団体であるブラジル支部の矢野敬祟会長によれば、大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学が中南米からの留学生を呼びたいとの考えを示しているそうだ。選考などが同協会に委託される可能性があり、「今月二十二日にある関係者の会合で協力姿勢を固めたい」。同大学は学生の多くが外国人だという。
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 大相撲友綱部屋に入門するため十四日に旅立つスガノ・リカルドさん。現在日本語を勉強中だそうだ。「どんな日本語を知っていますか」と質問をしたところ、真っ先に「ゴハン」と返ってきた。さすがブラジル横綱。新天地での活躍に期待したい。
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 日ブラジル会議員連盟の会長に就任した麻生太郎外務大臣が十二日、中南米諸国の駐日大使との昼食会を開いた。出席したのは二十カ国の大使、臨時大使。会では資源やエネルギー、食料、経済など多分野で意見を交換。外務省HPによれば、席上麻生外相は、日本と中南米の関係が、同地域に在住する百五十万人の日系人と、日本に在住する三十万人あまりの中南米出身者に示される人と人の絆に支えられてきたと話したという。

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