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日本祭りで署名活動=一般に協力呼びかけ=静岡県人会

2006年7月14日(金)

 静岡県人会(鈴木静馬会長)では今週末から始まる県連主催のフェスチバル・ド・ジャポン(日本祭り)で、日伯間の犯罪人引渡し条約締結と代理処罰制度確立のための署名活動を行うことになった。
 日本で犯罪や事故を起こしたブラジル人で、警察から手配される前に帰伯逃亡するケースが増えている。日本側では同署名活動に対し、すでに十万人の署名が集まった。
 ブラジル大手TV局のレージ・ジコール(7ch)がニュースで扱い、一二~十三日に行われた全国知事会(会長=麻生渡・福岡県知事)でも政府に対して要請する提案が行われるなど、運動は両国で大きな注目を浴びている。
 日本祭りは十五日(土)に開幕するが、署名活動は翌日十六日(日)から会場内の静岡県人会ブースで開始する。二週目は二十二日、二十三日ともに行う予定。
 署名活動とともに、母県から持ってきた静岡茶を来場者に無料でふるまって郷土をアピールする。
 鈴木会長は「署名活動へのご協力をお願いします」と呼びかけている。