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伯地上デジタル支援へ=日本で関係省庁が会合

2006年7月14日(金)

 ブラジル政府が地上デジタル放送日本方式を採用したことを受けて、十三日、日本としての支援のあり方を検討する会合が総務省や外務省、放送事業者の幹部等が出席して開かれた。
 同日のNHKニュースが伝えたところによると、席上、竹中総務大臣は「ブラジルの日本方式採用は、日本の放送技術の世界的な評価を高めることになった。日本としても官民が協力してブラジルの地上デジタル放送の実施に向け努力していきたい」と述べた。会合では、「技術協力や人材育成について協議する両国の共同作業部会を今月中をめどに設置すること」「作業部会のもとに専門家が参加したテーマ別の分科会を作り、ブラジルの地上デジタル放送の成功に向け、具体的な支援の内容の検討を急ぐこと」などが確認された。

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