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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2006年7月22日付け

 先日、「東洋人街での中国人が目立ってきた」という話を聞いた。
 一八一二年、四百人の移住で始まったブラジルの中国人の歴史。現在の中国系人口は、約二十万人。その九割がサンパウロ市に在住しているとも聞く。
 ブラジル中国青年商工会議所が主催者となって、今年初めて開催された中国の春節(旧正月)では、東洋人街リベルダーデ地区の地下鉄駅前広場で、かなりの盛り上がりをみせた。
 この場所は、日系人が主体の東洋祭りや七夕祭りなどのイベントが開かれるので有名。
 日系人が〝衰退〟してきているのか。
 さて、もうすぐ「七夕祭り」。今年の大阪橋上で屋台を出すという企画は「日本文化の活性化」がねらいだとか。
 今年は中国の春節に負けないくらい盛り上げて、存在感をみせつけるのか(来)

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