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岐伯交流、4人訪日=イタペチの花作り青年ら

2006年7月29日付け

 岐阜県人会(山田彦次会長)と母県との交流事業である、岐伯青年親善交流事業が八月五日から二十日まで行われる。招聘された青年が来社、意気込みを語った。
 毎年ブラジルから日本へ、日本からブラジルへ、交互に青年交流を続けて三十四回目。今年の派遣事業は「県人子弟に拘らず、有望な人材を誰でも受け入れ」。イタペチから四人の青年が岐阜県を訪れる。
 二回目の訪日となる壇貴行さんは蘭の栽培を職にしていることもあり、「品種のいい花、売れる花を見てきたい」と話し、ホームステイを楽しみにしている。
 芳賀英則さん、石川仁さん、宮本加代さんの三人にとっては初めての訪日となる。宮本さんはインターネットで岐阜を調べて事前準備。芳賀さんは「技術もあるし、ブラジルとは違う。友達をつくったりしたい」と話した。
 一行は、日本で副知事や議長を表敬訪問。岐阜市、関市、中津川市、高山市の市役所を訪れ、美濃和紙の紙すきや、生け花、お茶を体験する。また、親類や現地青年宅へのホームステイも行う。

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