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グループ・サンセイが2連覇=第四回YOSAKOIソーラン祭り=聖市=13チームが熱演=7千人が声援おくる

2006年8月1日付け

 第四回ブラジルYOSAKOIソーラン祭り(浜崎マルセリーノ実行委員長)が七月三十日、聖市ヴィラ・オリンピア区のヴィア・フンシャルで開催され、昼の部、夜の部をあわせ約七千人が来場した。十三チーム約三百人が舞台で熱演。和太鼓五張を用いながら力いっぱいキレのある動きとしなやかな扇子の舞を融合させた踊りを作り上げたグループ・サンセイ(ロンドリーナ)が昨年に続いてグランプリに選ばれた。
 グランプリを獲得したグループ・サンセイは、三十人の若者で構成されたチーム。昨年「YOSAKOIソーラン祭り」初参加にして、グランプリを勝ち取ったチームだ。
 今年も市内の作曲家マルコ・トゥレタさんに頼んで音楽を作ってもらい二回目の参加。「とおりゃんせ」の曲に合わせて笠をまわす四人の踊り子のほか、扇子や太鼓五張を用いた演技には観客も見入っていた。
 同チーム代表の土屋ミーリアンさん(22)は「信じられない。ほしくてしょうがなかったグランプリが取れて本当に嬉しい」と涙いっぱいの笑顔で喜びを表し、仲間と抱き合った。
 アダルト部門では、ソーラン節をポルトガル語で披露し、棒を使った力強い演技を見せた「一心」が優勝。代表の長谷川まやさん(27)は、「まだもっとやれると思う。来年は完璧と思える発表をして賞を取りたいです」と来年への意気込みを表した。
 ジュニア部門で優勝をした「若葉クリチバ」は、テンポ速い曲をキレ良く、元気一杯踊りを披露した。
 「これを励みにもっといい演技をしていってほしいです」と話すのは、生徒の父兄、梶原勝行さん。YOSAKOIソーランを続けることで「国に役立つ人間に育っていってほしい」という願いを子供に抱いているという。
 浜崎マルセリーノ実行委員長は、「年々レベルアップしてきている。新しく参加してくれるチームも、自分たちで良くアレンジして用意してきてくれた」と感想を話し、反省としては「会場に見に来て下さる方たちがブラジル時間で集まったのが残念。来年はもっと新聞などで時間どおりに始まることを前もってアピールしたい」と来年の意気込みを語った。
 このほか、チームの平均年齢六十一歳で軽やかなステップを見せた「バストス婦人会」が特別賞を受賞。鮮やかな黄色の衣装に身を包み、笑顔で踊る演技には会場から拍手が巻き起こった。
 この日、入場料の代わりに集められた食糧品は約五トン。日系を含む六カ所の福祉団体に寄付された。
 部門別の結果は次の通り。【グランプリ】グループ・サンセイ(ロンドリーナ)。【アダルト部門】優勝=一心(サンパウロ)、二位=平成なるこ会(サンパウロ)、三位=シェキナ(SOHO、サンパウロ)。【ジュニア部門】優勝=若葉クリチバ(クリチバ)、二位=ビリチーバ・ミリン日本語学校(ビリチーバ・ミリン)、三位=ニッポ・カンピーナス(カンピーナス)。【特別賞】バストス婦人会(バストス)

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