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ブラジルに多大な興味=淑徳大学から研修生8人

2006年8月3日付け

 「二〇〇六年度淑徳大学第二十一回ブラジル研修」の研修生八人が、七月二十七日に来伯した。約一カ月半に及ぶ滞在中に、サンパウロ、マリンガやクリチーバでの研修、日系家庭へのホームステイなどを行う。
 淑徳大学が開学したのは六五年。初代学長をつとめた長谷川良信氏は五四年に南米浄土宗別院日伯寺を開いた人物であり、聖市イタケーラ区の「こどものその」の前身、「子供の園」の創立者としても知られる。研修生一行は長谷川氏の足跡をたどり、こどものそのの見学を行う。
 また、「言葉がわからないつらさも研修のうち」と、非日系の北パラナ・リハビリ・センターや未婚の母保護施設など、ポルトガル語のみのプログラムも多く含まれている。
 総合福祉学部からは菊池裕子さん、菊池幹さん、高久悠希さん、武田和さん、多久島裕太さんが、国際コミュニケーション学部からは、清明子さん、若月里美さん、荒井仁恵さんが参加。
 ブラジルに親戚を持つという清さんは「日系ブラジル人の日本への想いを聞いてみたい」。経営コミュニケーション学科の若月さんは、環境都市クリチーバで「ゴミがお金にかわるような経済」に興味があるという。
 「ブラジルの習慣を知り、その国民性を感じたい」と荒井さん。他にも「ブラジルの教育について(高久さん)」、「食文化について(武田さん)」など、研修中にそれぞれの関心事について見識を深める。
 浄土宗南米開教総監である佐々木陽明日伯寺住職は、「社会福祉を単なる職業的な感覚ではなく、『ともに喜び、ともに悲しむ』という視点で捉えれるように、日本の第一線で活躍していく人が実習していってほしい」と、ブラジル研修の意義を語った。
 一行は事前学習、二週間の実施研修、まとめを行った後、サルバドール、ブラジリア、マナウスなど国内都市を見学旅行し、九月四日に帰国の途につく。

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