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講演、ショー、作品展示=13日、老ク大会有意義に

2006年8月5日付け

 ブラジル日系老人クラブ連合会(重岡康人会長)が、第三十回全伯老人クラブ大会を、十三日午前九時から文協大講堂と大サロンで開催する。
 九時からの式典では長寿者表彰を、九時半からは千馬寿夫老人科医師を迎えて医療講演を行う。内容は、高血圧、糖尿病、認知症、前立腺肥大などの予防、症状、治療について。
 宇野妙子JICAシニアボランティアのレクレーションをはさみ、十時四十分からは、下本八郎元サンパウロ州議員による講演「ヨーロッパの高齢者」について。
 午後二時からは日本芸能ショー。丹下セツ子さんや花柳流の舞い手を招いて、太鼓や日本舞踊、三味線、琉球舞踊などが披露される。
 ショー中、民謡の桜庭喜太郎さん、前県連会長の中沢宏一さん、戦後移住者協会の代表者による「渡伯同胞送別の歌」の合唱と、日本移民百周年を記念した「ありがとう・ブラジル」の披露があり、移民の出発と百年目までの思いを振り返る。
 大サロンでは、午前八時から俳句、書道、短歌、絵画、手芸などクラブ会員の作品を展示。バザーでは会員の手作り品、古本、ビデオなどが販売される。日本から輸入した衣類を半額で販売する業者もある。
 開催は、午後四時ごろまで。

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