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大耳小耳

2006年8月19日付け

 先月の援協お見合い会では、新聞紙上で会場名は告知しなかった。「事前に援協福祉部に連絡をしないで当日のお見合い会に参加する人がいて困る」ためだという。ところが、今回も男性一人がどこからか匂いを嗅ぎ付け、突然参加をしたとのこと。「準備もあるのでやっぱり連絡してほしい」と、心理士の久保エーリオさん。ルールを守らないとお相手も見つからない?
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 お見合い会の実績はすばらしい。久保エーリオさんによれば、百人の参加に対し成婚率は八%。普通の結婚相談所では五%というから、実績がある。「この数字には、お見合い会の後、結婚しても連絡をしてくれない人がいるので、実際はもっと多い」とか。少し恩知らずなんて声も聞こえてきたり。
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 V・カロン在住、公文教室教師の山代純雄さん(72)が、さきごろこの欄で「学童疎開の歌」の頃の〃同士〃を探した。きのう「とても懐かしい。私も歌詞を知りたい、という人から連絡はあったが、知っている人からの反響はなかった」と電話してきた。戦時、この歌で地方に送られたのは都会の子供たち。地方在住者は都会っ子を受け入れた側で、歌を知らなかった、そういう人が(移民に)多いのだろう、と思い至った、と。

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