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蘭展、質は南米一を自負=14日、格付け順位つける

2006年9月13日付け

 サンパウロ蘭協会(森本ルシア会長)は、第七十五回蘭展覧会を、十五日から十七日まで(午前九時から午後七時)の三日間、文協ビル(サンジョアキン街381、リベルダーデ)で開催する。
 「質としては南米一」と関係者が話す同展覧会は、収集家によって集められた蘭、約千二百鉢が貴賓室に飾られる。南米の珍しい原種も多数寄せられて、十四日夕方からの格付けで種ごとに順位が付けられている。
 総合一位の「アギア」にはトロフィーと千レアルの賞金が贈られるため、「いい作品が集まり、なかなか手に入らないものも見つかる」という。
 一階サロンでは蘭業者による蘭即売会が実施され、大講堂では開催期間中、午前十時、午後二時、午後四時の一日三回、「素人向けの蘭栽培方法」について講演が行われる(ポルトガル語のみ)。
 森本さんは「季節によって持ち寄られる蘭の種類は変わりますし、春は最も花が並ぶ時期です。形、色、大きさ、香りが異なるたくさんの蘭で貴賓室がいつもと変わって見えます」と来場を呼びかけた。

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