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書道会=年1回の総決算=23、24日,恒例愛好者展

2006年9月15日付け

 ブラジル書道愛好会(若松孝司会長、号・如空)主催の「第二十七回ブラジル書道愛好者展」が二十三、二十四日の両日、文協ビル貴賓室で開かれる。ブラジル各地の十二の書道会が参加。両日午前九時から午後五時まで。
 日本の書道展でも上位入賞する人の作品から、最近書道を始めた人の作品まで、約百二十の書をじっくり堪能できる。今年で二回目となる刻字は十四点出展される。
 二十四日の午後には、毎日新聞社主催の「書の甲子園」の国際高校生部門に入賞した十七人の表彰式が行われる。その後、三時から書の実演もある。
 若松会長は「一年に一回の書道会の総決算です。ご家族、友人を誘って是非お越しください」と呼びかけている。
 なお六月に行われた毎日書道展では、ブラジルからは小林月仙、石川爽香、根本碧水、相良久恵、鈴木美津、若松如空さんの六人が入選。日本刻字展委嘱作家部で若松如空さんが日本刻字協会会長賞を受賞。一般の部では秀作賞に小林月仙さん、佳作賞にマリオ・ルッソ・Jr、河原瞳、大塚弥生、鈴木素心さんの四人が入るなど、ブラジル書道界のレベルは高い。

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