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在聖総領事館=査証班に植田領事が就任

ニッケイ新聞 2012年4月6日付け

 在聖日本国総領事館の査証班に2日、野村和久前領事の後任として植田敏博領事(大阪、48)が着任した。
 長年法務省入国管理局に所属し、入国警備官の責任者として不法滞在する外国人の取り締まりに携わった。在香港日本国総領事館に2000年から3年間勤めた経験も。外務省外国人科に勤務後、当地に赴任した。
 「高校、大学は柔道に明け暮れた。馬力だけはある」と話すだけあり、しっかりとした体格の持ち主。「ブラジルでも様々な協会や団体に御挨拶に行きたいし、こちらの柔術も見せて頂きたい」とスポーツ面における交流にも積極的な姿勢を見せている。
 「サンパウロ赴任を光栄に思う。総領事館との関係が深く、長い歴史を持つ日系社会の力になれるよう、皆さんにご指導頂きながら頑張りたい」と意気込みを語った。

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