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フンシャール移住地の草分け=小松さん公に尽くし死去

2006年10月3日付け

 [リオデジャネイロ]リオ州フンシャール移住地草分けの一人、同移住地在住の小松兼吉さん(農業、リオ州文体連三十年記念誌編集委員、北海道出身)が、去る九月二十日死去、ジャプイーバ墓地に埋葬された。八十歳だった。
 小松さんは、いわゆる炭鉱離職者、六一年八月、フンシャール移住地に自営農として入植、以来、四十五年、営農一筋だった、近年は養鶏とゴイアバ栽培を主力としていた。
 葬儀に出席した菅原和司・文体連元理事長は、三十年記念誌編集に際し、小松さんが長期にわたり、滅私の気持ちで資料収集、記述に尽力したことを称賛した。小松さんの家は四人家族で、けっして労働力は十分でなかったが、小松さんが編集にたずさわっていた三年余りの間、妻の恵美子さんは、ぐちをこぼさず、夫の仕事を陰から支えた。
 また、移住地の重鎮古木三右衛門さんは、移住地の入植史の編纂に際しても、小松さんの力があずかって大きかった、と賛辞を述べた。
 小松さんは、日本で洗礼をうけたプロテスタント。葬儀の場には賛美歌が流された。(中村博幸さん通信)

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