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節目祝ってリンスで開催=文協ドミンゴコンサート

2006年10月14日付け

 ブラジル日本文化協会音楽委員会(杓田美代子委員長)は、リンス入植九〇周年を記念して、二十一日午前十一時から第三十一回文協ドミンゴコンサート「ピアノ・バイオリン・リサイタル」をリンス慈善文化体育協会会館で催す。杓田文協音楽委員長、羽田宗義副委員長ほか出演者が案内に来社、来場を呼びかけた。
 出演は、ピアノ奏者の伊藤ファウストさんとバイオリン奏者のプリシーラ・バストスさん夫妻。ベートーベン、フリッツ・クライスラー、チャイコフスキー、リスト・パガニーニの曲のほか、「波浮の港」「桜貝の唄」など日本の曲、ブラジル人作曲家、E・ビラニ・コルテスの「サイクル」からショーロやトアーダ、子守唄などを披露する。
 二人が同コンサートに出演するのは二〇〇五年以来、二回目。「今回はメリハリの利いたブラジルの曲や、ややスローテンポが特徴の日本の曲も演奏します。リズムの変化を大いに楽しんでもらいたい」と話す。
 杓田委員長は「文協のドミンゴコンサートを通して是非、地方の方々にもクラシック音楽に触れる機会を持って頂きたいと思います」と来場を呼びかけた。
 入場無料。問い合わせは文協(11・3208・1755、レイラ)まで。

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