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玉川大学から3人来伯=教育事情の視察など

2006年10月20日付け

 松柏・大志万学院と提携する玉川学園から三人の教員らが十八日に来伯。学院のスピーチコンテストの審査員を務め、同校設備を視察して、ブラジルでの日本語教育、教育一般の手法について理解を深める。
 三人ともブラジルは初めて。小田眞幸・玉川大学文学部比較文化学科教授(交際教育センター長)は「ブラジルにおける日本語教育の話はいつも聞いています。今回は現場を見て実際の子供たちの様子を見ていきたい」と話した。
 佐藤隆之同大学教育学部助教授は、二十一日午後三時から「全人教育」についての講演を行う(既報)。「真・善・美・聖・健・富の六つの価値を育成することの大切さ」を話し、子供中心の教育について考えていきたいという。
 一行はサントス港や移民史料館の見学を行い、二十二日に帰国の途につく。

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