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2人が母県の紅白へ=琉球民謡紅白歌合戦=琉球民謡保存会

2006年10月25日付け

 琉球民謡保存会ブラジル支部(大城文正支部長)が主催する「第十六回琉球民謡紅白歌合戦」が二十二日午後二時から沖縄県人会ホールで行われ、約九〇人が訪れた。
 紅白に分かれた出場者全員が二人一組ずつ登場し、全員がステージに登場した後、司会の合図で幕開け。じゃんけんで白組が先攻を取り、白組の一番手、照屋マリオさんを皮切りに男女四十六人が熱唱した。
 この大会は歌詞や演奏を間違えたら即失格となる厳しいルール。参加四十六人中六人が上位に入賞し、その中の二人が沖縄の琉球放送(RBC)主催の「新春紅白民謡歌合戦」に出場できる。
 入賞者は白組一位、座嘉比昇さん。二位、知花広範さん。三位、仲本明男さん。赤組の一位は与那城マウラさん、二位、大城タミ子、三位、田野美枝子さん。座嘉比昇さんと与那城マウラさんの二人が沖縄行きの切符を手にした。
 「皆、一生懸命されており、審査が大変だった」と話す同保存会の大城支部長。「会員の技術が磨かれ、上手になった」と感心していた。

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