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今年も文協古本市=7千冊を一気に販売

2006年11月14日付け

 なんと七千冊が販売される予定──。ブラジル日本文化協会の図書委員会(宮城滋委員長)では、十九日に展示室(図書館階下)で恒例の古本市を行う。
 蔵書の充実と、使いやすくて便利な施設を目指し改革が行われている同図書館。この古本市も、〇八年を目指して進められている「本と百年」キャンペーンの一貫だ。
 「本棚の整理をしたら、重複した本がいっぱいでてきました」と図書委員の細川多美子さんは説明する。その数なんと七千冊。サンパウロ人文科学研究所の古本市が今年から行われなくなったので、サンパウロ市近郊では最大規模の古本市だ。
 「比較的新しい本もかなりある」という。値段は一レアルからで、本の虫にはたまらない低価格だ。
 文協会員は午前八時半から、非会員は午前九時から入場できる。また、ボランティアで当日手伝ってくれる人を探している。有志はブンバ編集部(11・3141・3031)まで連絡を。
 同時に図書館では、不要になった日本語図書、ビデオ、DVDの寄贈も受け付けている。

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