【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】サッカーのブラジル代表は十五日、スイスのバジレイア市で同国代表と親善試合を行い、二対一で勝利を収めた。
この試合が代表の年内最後の練習試合で、ドゥンガ監督が指揮官となってからの対戦成績は五勝一分、負け試合なしで、まずまずの評価を受けた。同監督は二〇一〇年のワールドカップを最終目標にして、とりあえず二〇〇八年の中国オリンピックでの金メダルを第一目標に揚げ、二〇〇七年のアメリカ・カップを第二目標とすることを明らかにした。
スイス代表との試合は試合開始直後にスイスに押し込まれたものの、これをしのぎ前半二十一分にコーナーキックをDFルイゾンが頭で押し込んで先制した。続いて三十四分、カカーが追加点をあげた。
後半二十四分、マイコンの自殺点で二対一となった後、スイスが猛攻に出たがそのまま押し切った。カカーがエース的存在を見せたのと、後半十六分出場のロナウジーニョ・ガウショが軽快な動きで、レギューラ先発出場の可能性をアピールした。しかし後半に押し込まれたように、バックの動きが課題だと指摘する向きもある。
伯代表、スイスに勝利=サッカー親善試合=5勝1分で今年締める
2006年11月17日付け