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森淳介さんが入選=武本文学賞の小説部門

2006年11月17日付け

 第二十四回武本文学賞の選考結果が十四日、「ブラジル日系文学」から発表された。応募数は全部門で二百五十五編だった。
 今回からポルトガル語によるポエジア・リブレ部門が新設され、六十六編が集まった。前回から始まったポ語によるハイカイ部門では、ルーマニアやポルトガルからの応募を含めて百十九編が集まった。
 入賞作品はブラジル日系文学誌二五号に掲載される。授賞式は来年三月ごろの予定。
 【小説部門】
〈入選〉
植民地は花ざかり
         森 淳介
〈佳作〉
かげろうのつぶや記           小野寺郁子
母の歳月    石橋 隆介
【随筆部門】
〈佳作〉
グローバル化で             加藤 武男
IT時代に生きる
        富岡 絹子
霧の中で生きる
        田口さくお
【翻訳部門】
〈佳作〉
プレゼピオ   和泉 耕甫
うまふね    水野 節子
【短歌部門】
〈佳作〉
散水防霜    猪俣 靖子
歩み      藤田あや子
朝空に     敦賀 葵花
【俳句部門】
〈佳作〉
イペの花ぐもり
        山本かおり
父母天に    三宅 昭子
秋天      益田 恒河
月夜の波    浜田すみえ
【川柳部門】
雲流る     柿島 貞子
威風堂々    藤井 憲子
世界      藤倉 澄湖
【詩部門】
まぼろしの   殿岡 照郎
秋の追憶    森  淳介
ベンテヴィー  山崎 欣吾
【ハイカイ部門】
〈入選〉テルコ・オダ
〈佳作〉
アマリア・マリエ・ゲルダ・ボルニェイン
セシイ・トゥピナンバ・ウリョア
アルベルト・ムラタ
マルリィ バルドゥコ パンパ
【ポエジア・リブレ部門】
〈入選〉
ジュリアナ・ベルナルド
〈佳作〉
ヘンリケ・セーザー・コスタ・カブラル
タニア・オルファニ
エジソン・ブエノ・デ・カマルゴ

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