2006年12月19日付け
十七日に横浜で行われたトヨタクラブW杯決勝戦で、ポルト・アレグレのインテルが1対0でバルセロナ(スペイン)を破った。伯字紙には、バルセロナのロナウジーニョ一人の年収と、インテル全選手の五年分の給与が同じだと皮肉った記事が掲載された。世界中の下馬評は「当然、バルセロナが勝つ」だったが大番狂わせが起きた。勝因の一つは、屈辱のドイツW杯でもその職責を担った、プレパラドール・フィジコ(体調調整トレーナー)の存在と言われる。インテルの選手は誰一人呼ばれなかったが、彼だけは招集されていた。今までは国内の存在だったが、これで文字通り〃インテルナショナル〃になった?!
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援協が販売していたリッファ(協力券)の賞品授与式で、一等のトヨタ車を当てたファビアーナさんは、松葉杖をつきながら式に出席。話によれば、先月六日に階段から落ちて足を骨折。さぞかし気分も落ち込んだことと思うが、その月末になんとリッファの一等が当たっていると報告を受けたのだから、人生何が起こるかわからない。三等のバイクが当たったナガオカさんも肝臓癌を患い、闘病中のところでの大きなプレゼント。今回、男性の当選者はいなかったが、〃リッファの神様〃はしっかりとバランスをとってくじを決めたようだ。
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