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サントアンドレー=百周年に「高崎広場」を=約50万レの記念事業推進

2006年12月28日付け

 サントアンドレー百周年実行委員会(高島末利実行委員長)は、〇八年六月に向けて、同地文化協会前の通りを「東洋街」に変えて鳥居を建て、同文協となりの広場を姉妹都市の名前をとって「高崎広場」にするなどの百周年記念事業を進めている。
 高島実行委員長によれば、同実行委員会は、サンパウロ市近郊サントアンドレー市在の約十三日系団体が集まって〇五年末に発足した。
 「すでに市役所とも交渉を進めており、大筋では了解を得ている」と高島実行委員長。サントアンドレー文協前のRua Santo AmaroをRua Orientalに名称変更し、リベルダーデ区のように鳥居を建ててスズラン灯をつける計画だ。
 さらに同文協横のプラッサを、姉妹都市の名前をつけて「高崎広場」とし、日本文化センターを作る構想もある。両市は日本移民七十周年を記念して八一年に姉妹提携を結び、以来、日本語教師の派遣や環境問題のセミナー開催などで交流が続いている。
 高島実行委員長によれば、資金調達は今後、文化省のルアネー法(Lei Rouanet文化投資免税法)などをつかって、総事業費の約五十万レアルを集める予定だという。

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