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東西南北

2007年1月19日付け

 陥没事故の発生した地下鉄四号線の工事では、他の駅(ルス、ブタンタン、ヴィラ・ソニアなど)の建設現場近くの住宅やビルでも壁や塀のひび割れ、地盤沈下が多数確認されている。手の平が入るほど開いたひび割れもあるという。地下鉄公社総裁や広報はノーコメント。セーラ知事は十七日、工事の続行を表明した。
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 娘(63)と孫(34)になぐられ、食事を与えられないなどの虐待を受けていた年金生活者の老婆(95)を見かね、隣人の女性が十七日、警察に告発した。被害者は年金(一〇三〇レアル)と二人の姪の援助(九〇〇レアル)で虐待を続ける二人の生活を支えていた。警察は傷害と虐待の罪で書類送検を検討。
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 バイア州ウベルランジア市で十六日夜、昨年十一月二十八日に誘拐されていた銀行員の遺体が、容疑者の経営するパソコン教室で発見された。容疑者の男は銀行から借りた三万レアルを返済するため被害者を誘拐、十二月八日まで被害者の家族と身代金を交渉したが十二日には殺害、教室の壁に遺体をコンクリート詰めにしていた。
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 警察は十七日、サンパウロ州イアクアケセトゥーバ市の住宅でダイナマイト六〇〇キロを押収、男女二人を逮捕。
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 リオ・グランデ・ド・スル州カトリック大学医学部のグループが記憶を消滅する物質BDNFの商品化に取り組み、性機能回復剤ヴァイアグラ級のヒット商品と期待されている。癒えることのない心の傷で出血が止まらず一生苦しんでいる人は、案外多いらしい。加害者は忘れているのに、被害者だけが覚えているのは歩が悪い。

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