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10回大会を記念して=純益からAPAEに寄付=こうちゃんカラオケ

2007年1月30日付け

 カラオケ指導者の桑原幸治さんが主催する「第十回こうちゃんカラオケ大会」が三月十一日午前八時から、スザノ文協会館(アルマンド・サーレス・デ・オリヴェイラ444)で開かれる。今回は節目の大会を記念して大会純益の二割をスザノ市のAPAE(障害者父母友の会)に寄付することが決まっている。
 教室をはじめて十一年。全国カラオケ指導者協会公認教授の桑原さんは現在、スザノのほか、モジやコクエラ、マウア、イタケーラなど聖郊各地で約百人の生徒を指導している。
 「(十回目ということで)出場歌手に記念品をという話もあったのですが、スザノのAPAEが赤字で困っていると聞いて」と寄付を決めたきっかけを話す。同団体には生長の家が寄付活動を行っているが、カラオケ大会での寄付は初めてだという。「先方も喜んでくれています」。
 大会にはABC、サンパウロ市近郊都市などから約二百五十人の出場を予定。開催経費などを差し引いた純益の二割が寄付される。桑原さんは「一銭でも多く寄付できれば」と話し、広く参加を呼びかけている。
 問い合わせは桑原さん(電話11・9881・1585)。