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中山遥氏=ブラジリア大教授

2007年2月20日付け

 中山遥(なかやま・はるか)氏=ブラジリア大学翻訳学部日本語コース教授。今月十三日、休暇を利用しての旅行中にマットグロッソ・ド・スル州トレス・ラゴア近郊において交通事故で死去。享年六十一歳。
 サンパウロ州マリリア出身。サンパウロ大学博士課程を修了後、ブラジリア大学教授として活躍していた。その他にも生け花、墨絵、書道、俳句など広い趣味を持ち、ブラジリア日本語普及協会では創立以来十八年間副理事長をつとめ、ブラジリア日本語モデル校の役員もつとめた。大学外での日本語普及活動にも熱心で、突然の事故死は関係者に強い衝撃を与えた。
 告別式は十五日午前、日ブラジリア西本願寺において執り行われ、友人知人多数が見守るなかでカンポ・デ・エスペランサ墓地に埋葬された。初七日のミサは十九日午後七時から、ブラジリア西本願寺で執り行われた。

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