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デカセギ向け=「日本語速成塾」へ寄付続々=日本から2ヵ月で2千万円余=4月から教師養成研修会を

2007年3月7日付け

 【既報関連】ブラジル日本語センター(谷広海理事長)がデカセギ向け短期日本語講座「日本語速成塾」の開校準備を進めていることに対し、塾への寄付金が日本から続々と集まっている。十一月末に最初の募金を呼びかけてから二月二十日までの約二カ月間に寄せられた寄付金額は、二千百十四万円。海外日系人協会を窓口に日本側で募金し、約二千万円はすでにセンター宛てに送金された。ほとんどの募金が、盛和塾(稲盛和夫=京セラ創始者=塾長)の会員によるものだという。
 センターでは現在、二回目の実験授業が、デカセギで訪日する予定の四人を対象に実施されており、開発した教材や教授法の最終確認が行われている。
 同速成塾は、三カ月間で一定レベルの日本語習得を目指し、センターが二年前から、成人用の教材や教授法を考案してきた。二年間で約百二十人の教員を養成し、デカセギ予定者に日本語を教える計画で、第一回講座講師養成研修会が四月末に予定されており、参加教師の募集が始まっている(問い合わせ=センター/011・5579・6513まで)。
 谷理事長は「協力してくれることがうれしい」と多くの寄付が寄せられていることを喜ぶとともに、「これからも動いていかないといけない」。日本で企業を経営している日系人、日系人を受け入れている企業、ブラジルに進出している日本企業などにさらなる募金を呼びかけていくことを話した。
 また、ブラジル同様、日本にデカセギ者を送っているペルー、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンの領事館にも呼びかけ、各国でも速成塾のノウハウを広げていきたいとの意向を示した。

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