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10月に創立50周年祝う=百周年に慶祝団来伯も=農拓協総会

2007年3月7日付け

 ブラジル農業拓殖協同組合中央会(近藤四郎会長、以下農拓協)は一日、第五十回定期総会を開いた。理事ら十七人のほか、JATAKの五十嵐清一常務理事、JICA聖支所の野末雅彦次長が出席した。
 十日に行われるグアタパラの農業技術普及交流センターの開所式に出席する五十嵐常務理事は、「農協同士の関係を復活したい。(昨年農拓協に委託した)伯日系農協の実態調査を通して、将来の日伯関係を考えたい」と話した。
 なお、移住者を送り出した農協の関係者を中心とした慶祝団が来年の百周年に派遣される可能性を話し、〇五年にコチア青年移住五十周年式典に出席した全国農業協同組合中央会の宮田勇会長も再来伯に意欲を見せている、と伝えた。
 野末次長は、移住事業の見直しにより、段階的に営農普及事業が廃止されることを説明、「農拓協の力が大きくなってくる。ネットワーク化も期待」とあいさつした。
 〇六年度の事業報告が行われ、日系農協調査、第六回南米農協活性化セミナー(JICAと共催)、第二回農業婦人大会(ADESCと共催)などの成果が発表され、ミナス州のアルト・パラナイーバ農協が農拓協に加入したことが報告された。
 会計報告で岩城修監査は、経費などの支出が減っていることを指摘、現執行部を評価した。
 続いて行われた監査役の選挙では、提出されたシャッパ、〇七年度の事業計画、二十一万レアルの予算案が承認された。
 近藤会長は、今年十月に農拓協が創立五十周年を迎えるにあたり、記念イベントを行うことを提案、検討する方向でまとまった。
 選出された監査役は次の通り。正監査=岩城修、タカハシ・クレウゾ、林良雄、補充監査=シングウ・エジソン、木村マウロ、上口カルロス

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