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貴重になった浪曲=ロンドリーナで祭り

2007年3月16日付け

 [ロンドリーナ]第三十八回浪曲民謡祭りが、去る二月二十五日、ロンドリーナ市西本願寺会館で開催された。プログラムを種目別数でみると、浪曲5、民謡35、詩吟4、舞踊4、歌謡10、落語1、であった。民謡の歌い手の最高齢は九十八歳の福田ミヨさん、最年少は七歳の水野グスターボくん。
 国内で浪曲を語れる人は少なくなってきているが、ロンドリーナには十五、六人が健在。今回の祭りでは、第二部が浪曲であった。河崎節子さん「番場の忠太郎」、小野隅若さん「或る日の乃木将軍」、木村照子さん「ジョンガラ流転」、福田菊若丸さん「天野屋利兵衞」、高橋秋水さん「狙来豆腐」が口演された。
 第三部が歌謡。最後に中川芳月さんが落語に初挑戦「竹の水仙」を語った。
 パラナにおける浪曲大会は、六四年、中川芳則さん(中川芳月)の日本語放送十周年記念と、水田隼人さんの経営する日本語週刊誌『パラナトピックス』の一周年を記念して、両者共催によるパラナ浪曲大会がロンドリーナで開かれたのが始まり。その後、パラナ浪曲研究会にバトンが渡され、六六年にはブラジル浪曲協会の支部として活動、他の支部や本部の休会が続く現在、ロンドリーナ浪曲協会だけは、毎年浪曲祭りを繰り広げている。
 今年も来る十一月十八日、アリアンサ、リーガ主催の第十一回浪曲詩吟祭りが同会講堂で行われる。

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