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いよいよ明日が評議員選挙=文協=総投票数は9百強か=集計経過を小講堂で公開

2007年3月30日付け

 文協評議員選挙が明日に迫った。二十八日までの投票数は六百票。このうち、会費未払いによる無効票は三十四票のため、五百六十六票が有効票(二十八日現在)となっている。
 なお、宛先不明で文協事務局に戻ってきた投票用紙は二十(うち一は会員死亡のため)だという。
 中島事務局長によれば、ほぼ毎日七、八十の投票用紙が届けられており、二十九、三十の両日、そして選挙当日のものと合わせて、「九百強が総投票数になるのでは」と見ている。
 なお、一部会員が郵便ではなく、当日に委任票を含めたものを持ち込むとしているとの情報もあり、これを多数超えることも予想されるようだ。
 仮に九百人が百人の候補者に投票すると、九万票。票を読み上げる係、コンピューターに打ち込む係、選挙管理委員の三人で構成される集計チームは十四組(うち二組は当日投票専門)。
 九万を十四で割ると、各チームが約六千四百票(六十四人分)を入力することになる。
 当日の開票にあたる人員は選挙管理委員や文協職員、ボランティアを含め、五十五人。二十八日午後には十五人の集計担当が実際にリハーサルを行った(二十九日に第二回を予定)。
 中島事務局長は、「大きな問題が起こらなければ、大体三、四時くらいには、集計結果がでるのでは」と見ており、停電などの場合、発電機を利用して集計を行うという。
 コンピューターの画面には一から百一までの項目が設けられている。投票は最高百票までのため、百一の欄に入力が行われた時点でその投票用紙は自動的に無効となる。
 最初に投票番号、そして順番に投票番号を入力していく。順序が前後すれば、入力できない設定になっているという。
 当日投票は、午前九時から十一時まで。十時に三十日までの投票分の開票を開始。当日投票が終わった段階で小講堂に用意されるスクリーンに上位四、五十の得票数を得た立候補者の名前が表示されるため、会員は集計経過を見守ることが可能だ。

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