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援協の書類保管所落成=病院のカルテなど管理

2007年4月13日付け

 サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)は、去る三月二十二日、同会施設のやすらぎホームの敷地内に建設した書類保管所の落成式をひらいた。
 同書庫は、長期の保管が義務付けられている、主として日伯友好病院のカルテや会計書類などを年別に管理。説明によれば、同病院は年々利用者が増加し、年間で数百キロにもなる書類の管理が課題となっていた。
 同保管所は昨年十一月から建設がはじめられた。建設費は同病院の運営資金から約三十二万レアルを充てている。約三百二十平米、一階建ての平屋で、高さ四メートル。これから病院の資料を運び入れ、管理人を常駐させる予定だ。
 建設委員長を務めた菊地義治援協第一副会長は「立派な書庫が完成してよかった。これまで書類を探すと大変なことも多かったが、今後は手間も大分はぶける」と話している。
 式には酒井清一援協前会長ほか日伯友好病院の関係者らが出席。施工を担当した吉井建設の吉井篤代表も駆けつけ、あいさつした。

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