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「オブジェ、造形による3次元展」=デコ画廊で来月15日まで

2007年4月13日付け

 ブラジル現代陶芸界を代表する陶芸家・仁居樹美、在ブラジルの造形作家・吉沢太、東京、大阪を中心に活躍する造形作家・鈴木亘彦の三氏による「オブジェ、造形による3次元展」のイナウグラソンがデコ画廊(Rua dos Franceses,153,Bela Vista)で開かれ、造形作家の大竹富江さんを始め、多くの人で賑わった。
 幻想的にライトアップされた仁井さんの陶芸作品とは対照的に、吉沢さんのガラスを素材にした作品は明るい照明のなかで展示され、異なった世界観を演出。
 鈴木さんによる金属とガラスにかたどられた球形の作品は、来場者の目を惹いていた。
 初めてデコ画廊を訪れた近藤フェルナンドさんは、「面白い作品が多く、楽しめますね」と作品に見入っていた。
 同展は来月十五日まで開催。展示作品の一部は、イビラプエラ公園のビエンナール館で今月十九日から開催されるサンパウロ国際アート市に出展される。
 詳しくはデコ画廊(電話=11・3289・7067)まで。

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