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大耳小耳

2007年4月17日付け

 〇五年とは違い、水面下で激しく繰り広げられている今回の文協選挙戦。毎日のように会合が行われ、トップ候補探し、他派との連立が喫緊の問題となっている。しかし、十三日のGASの会合はメンバーがモジの「秋祭り」に出席、十五日も「日曜日だった」ことが理由で少人数しか集まらなかったようだ。一方、十四日の「しんせいきのかい」は小川派も含めた五十人が集まっている。これは認識の違いか、危機感のなさか、はたまた余裕の表れか。
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 先週末、百周年協会総会、他イベントなどで上原幸啓同協会理事長のあいさつを計三回拝聴した。内容は、日伯政府に設立された委員会、サンパウロ州公立校で日本文化を教えるプログラム「ヴィヴァ・ジャポン」、サンパウロ市がサンボードロモを無償提供の三点に絞られる。協会自体がやっていることは話すことがないのか、「人の褌で相撲を取っている」と揶揄されても仕方がないだろう。今月十日には、OSCIPの認可が下りた。これからのは「協会では―」というあいさつを期待したいところ。
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 スポーツニッポン紙の報道によれば、日本のジャズバンド「PE’Z(ペズ)」が今年秋、ブラジルやメキシコ、アルゼンチンなど中南米を含む三十三カ国でアルバムを発売することになったという。中南米で日本人の作品が一斉に発売されるのは坂本九氏、オルケスタ・デ・ラ・ルス以来三人目という。同紙によれば、「サムライ・ジャズ」と呼ばれ、海外での人気も高いそう。

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