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白象が東洋街練り歩く=盛況のうち花まつり終了=リベルダーデ

2007年4月25日付け

 お釈迦さまの生誕を祝う行事、花まつりがサンパウロ市リベルダーデ広場で行われ、最終日の十四日には潅仏法要が営まれた。今年は第四十一回目。在聖総領事館の西林万寿夫総領事も参加した。
 子供達によるコーラスの中、来賓が釈迦像に甘茶をそそぎ、手を合わせた。
 午前十一時から同広場で白象のお練りが始まり、背中に釈迦像を乗せた白象が僧侶と稚児らに先導され、ガルボン・ブエノ街からリベルダーデ商工会会館まで練り歩いた。行列の後ろにはブラジル人の人だかりができ、物珍しそうに写真をとる姿があちこちで見られた。
 浄土宗の佐々木陽明開教総監は「お釈迦様に甘茶をそそいでいただきありがとうございました。皆さま綺麗な心で帰ってください」とあいさつした。
 東洋街在住の高田クリスティーナさんは「初めてお練りを見た。仏教に触れられてよかった。ここで日本のイベントがあるのはとても良い」と話した。
 ブラジル仏教連合会、釈尊讃仰会、ブラジル仏教婦人連盟とリベルダーデ商工会の四団体が共催した。

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