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国外逃亡犯罪被害者=支援NPOが法人申請=浜松市

2007年5月16日付け

 【静岡新聞十一日】国外に逃亡した外国人による犯罪 被害者の遺族らで組織するNPO「国外逃亡犯罪被害者をサポートする会」(湖西市)の役員が十日、浜松市の静岡地方法務局浜松支局を訪れ、同NPOの法人登記の申請を行った。近日中に登記手続きが完了する予定。今後は正式な法人格を持つ団体として、会員を募りながら、国外逃亡犯による犯罪被害者の支援や外国人との共生に向けた活動を本格的に進めていく。
 同団体は、浜松市や湖西市で起きた強盗殺人事件や死亡ひき逃げ事件などの外国人容疑者が国外に逃亡している問題を受け、被害者の遺族や支援者らが今年一月に設立し、県が四月にNPOとして認証した。被害者や遺族の心のケアや生活面の支援を行い、地域の安全や人権擁護に寄与することを設立の目的に掲げている。
 当面は、講演会の開催などによる啓発活動や地域に住む外国人と日本人の交流活動などを計画している。外国での代理処罰の裁判傍聴が出来るための支援や、外国人犯罪人引き渡し条約締結に向けた国などへの働き掛けも継続していく。
 ブラジル人容疑者が起こした交通事故で長女を亡くした同NPO理事長の山岡理恵さん(湖西市)は「これ以上悲惨な犯罪が起きないように、起こさせないようにするために、自分たちにできることを着実に続けていきたい」と抱負を語った。
 問い合わせは同NPO事務局[電053(474)1310]へ。

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