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能登半島地震被災者へ=義援金2百万円超、母県から礼状

2007年6月6日付け

 今年の三月二十五日、能登半島沖で発生した能登半島地震(マグニチュード六・九)の災害義援金を、石川県人会(小堀勇会長)が中心になって集め、五月三十日、二百十六万二千八百九円を日本の特別口座へ送金した。県人会には早速、県庁からのお礼を記したFAXが届いている。
 県人会は、地震発生後、四月初め、会員らに宛てて義援金を集めたい趣旨の手紙を送付し、募金活動を始めた。
 会員百四十五人、同県人会婦人部、青年部、陶芸教室や絵画教室が賛同。静岡県人会、兵庫県人会、新潟県人会も協力し、義援金額は二百万円を超えた。
 小堀会長は「被災者に遠縁を持つ人がいるかもしれないですし、(被害の大きかった)輪島から来た人も少なくない。協力していただいた方に無事に送金したことを報告したい」。
 一日には県庁から義援金受領を知らせるFAXが届いた。小堀会長のメッセージを知事に伝えたこととともに「皆様方の暖かい御配慮に心から感謝申し上げます」と記されている。

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