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東西南北

2007年6月20日付け

 上院倫理委員会で政治駆け引きにウンザリしたサウガード上議(ブラジル民主運動党=PMDB)が十五日、訴えた。
サ「オレは政治屋じゃねエから、何をいっているのか分からねー。新人のオレは丸でバカみたい。こんな下らない審議なんか、早く止めろー」
補足を求めたベテランのシモン上議(PMDB)
シ「サウガード上議閣下は、確かに新人で政治屋ではないが、とんだ食わせ者には間違いない。我々の上を行く恥知らずで助平な政治家である」
     ◎
 サンパウロ州でここ八週間に含水アルコールの工場出荷価格が平均三九%下落したのに、スタンドの小売価格は八%しか下がっていないことが石油庁の調査で明らかに。卸・小売業者のマージンも一年前と比べ二倍近くに上昇。わずか三〇社の卸業者が九〇%を出荷しているのが問題と生産組合代表者。
     ◎
 サンパウロ市中央区で違法営業していたビンゴ店「サンパ」の閉鎖に、サンパウロ市役所は通常六カ月かかる手続きに九カ月もかけていた。連邦警察の電話盗聴は、閉鎖された店の営業再開には区役所に三万レアルの賄賂を払う必要があるという男と店主の会話をキャッチ。閉鎖手続きも賄賂で引き伸ばされていた可能性が取り沙汰されている。
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 リオデジャネイロ市北部ブラス・デ・ピナ区で十七日午前十時ごろ、ガソリンスタンドにいた技師の男性(53)に流れ弾が当り、男性は死亡した。専門家の調査で、流れ弾は現場から二キロ離れたファベーラ、モーロ・ダ・フェから発射された、七・六二口径の自動小銃の弾だったことが確認された。事件当時、ファベーラでは警官と犯罪組織メンバーが銃撃戦を展開していた。

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